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人類が人為的に2酸化炭素)を排出することによって地球がどんどん温暖化して、やがて北極や南極の氷が融けて、海面が大きく上昇し、そうなったら東京の下町は海の底に沈んじゃう。
なんて恐ろしげな話が流行っているけれども本当なんだろうか。
大変だ大変だと騒いでいる人たちも、それほど深刻そうな顔をしていないのはどうしてかな。
東京が海底になる頃には、自分たちはどうせこの世の人ではないから、本当はどうでもいいと思っているのかもね。
だとしたらなんで大騒ぎするんだろう。
2酸化炭素の削減するために京都議定書という国際的な取り決めが発効したけど、世界のリーダーを自認するアメリカはなんで議定書に参加しないんだろう。
地球の未来を心配している真面目な人たちもいるんだろうけれど、根が不真面目で疑り深い僕は環境問題って実はおいしいピジネスで、これで儲けている人たちが大変だ大変だと騒いているんじゃないかと勘ぐっているわけです。
「正義は重い、なぜなら正義は大量の金で裏打ちされているから」って古い格言もあるくらい、ですからね(ウソです、そんな格言はありません、僕が今、作ったのです)。
というわけで、まずは原因はともかく、地球は本当に温暖化しているのかどうか調べてみよう。
東京に住んでいると何だか年々暑くなっている気は確かにする。
私は東京の西のはずれ八王子に住んでいるけれど、都心との温度差はかなりある。
真夏の夜でも八王子ではクーラーを付けなくても過ごせる日の方が多いが、都心では逆にクーラーなしで過ごせる日の方が少ないだろう。
真冬になると、家の周りでは時々氷が張るが、都心は滅多に氷が張らない。
アロエやノボタンといった暖地の植物は八王子では地植えにしておくと凍って枯れてしまうが、都心では冬を越す。
都心でも八王子でも緯度に変わりはない。
都心は海に近いという影響はあるにしてもこれだけ差があるのはどうしてだろう。
僕は子供の頃は東京の下町に住んでいた。
夏はクーラーなんてなかったから暑かったが、今と比較してどっちが暑かったか実感としてはあまりよくわからない。
ただし、冬は寒かったそれは確か。
庭の小さな池に氷がガチガチに張ったから。
だから、東京が暑くなってきたのは実感としては全くその通りだと思う、でもそれは、今流行りのグローバル・ウォーミング(地球規模の温暖化)じゃなくて、ローカル・ウォーミング(局地的な温暖化)じゃなかろうか。
『これからの環境論』「つくられた危機を超えて」との副題からわかるように、環境危機を煽る風潮に批判的な本だ。
その中にNASA・G、ダード宇宙研究所(GISS)が公表している世界各地の気温変動のデータの一部が引用してある。
東京の気温を見るとここ百年ほどで3℃上昇したことがわかる一方、静岡県の網代や伊豆諸島の3宅島では、1940年頃から1990年頃まで気温はほとんど変わらない。
いわゆるヒー卜アイランド現象で地球規模の温暖化ではないのかもしれない。
グリーンランドアラスカ、昭和基地やアムンゼン・スコット基地(南極)などの気温変化のデータも1940年頃から(南極では1960年頃からそれ以前のデータはない)現在に至るまでこれらの地域の温度はほとんど上昇も下降もせずに推移していることを示している。
南半球の田舎、たとえばチリのイースター島や南ア共和国のカルピニアではむしろ気温は下がり気味だ。
地球規模の温暖化という話で最も有名なデータこのグラフを信じれば、確かに平均気温は上昇しているように思える。
しかしコンスタントに上昇しているわけではなく1960年代から70年頃まで、気温は前後に比べてかなり低かったのである。
だからそのまま上昇し続けると考えるよりもむしろ再び下降に転じると考える方が合理的だ。
数年問、平均株価が上昇し続けても、そのまま永遠に株価が上がり続けると考えるバカはいない。
1970年代には、出た。
実は1960年代後半から1980年頃まで、科学者たちは地球寒冷化を警告していたのである。
日本でも「氷河期が来る」といった類の本がたくさんたとえば、N本順吉という有名な気象学者は1974年に「冷えていく地球」という本を出版している。
その同じN本氏が1989年に出版した本のタイトルは『熱くなる地球」である。
地球の平均気温が下降気味の時はこのままではやがて氷河期になるという話が流行り、上昇気味の時はやがて南極の氷が融けて大変なことになるという話が流行る。
昔、まだ真面目な(バカな)学生だった時に、地球寒冷化論にさんざんだまされた私は、今日び流行っている地球温暖化論も、とてもにわかに信じるわけにはいかない。
それに地球温暖化論者が金科玉条のようにわめているGISSの世界の平均気温のデータもそれほど信憑性があるわけでもなさそうなのだ。
GISSの平均気温は世界各地6300カ所で測定した気温の平均である。
先に記したようにこの中に都市が多ければ、都市のローカル・ウォーミングの温度上昇が反映され平均気温は上昇する。
のCMの濃度は都市でも田舎でもほとんど同じだかもし(UONの濃度と気温の関係だけを調べ値採用すべきであろう。
GISSは、このような批判を考慮して、都市の気温は都市化を考えてを田舎の気温を集めてそれらの平均補正してあるとのことだが、都市の気温はそもそもデータから外す方が、グローバル・ウォーミングが起きているかどうかを検証するには有効であろう。
それに測定地点はアメリカとョーロツパに偏り、海の上にはほとんどないのだから、GISSのデータから、地球の真の平均気温を推定するのは、そもそも暴論なのである。
GISSの平均気温のグラフは世界各地で温度計で測定したデータに基づいている。
温度計が設置してある百葉箱の環境が少し変化すれば、測定温度は微妙に変化する。
たとえば、周囲にビルが建って風通しが悪くなれば、気温は少し上昇するし、反対に風通しがよくなれば、気温は下がり気味になる。
それ以外にも百葉箱のペンキがはげたりといった様々なファクターが関与(かんよ) するので、もう少しましな地球の平均気温の測定方法はないのだろうか、と誰でも考えるだろう。
それがあるのだ。
人工衛星を使って地球全体の温度を測ることができるのだ。
気象衛星ノアに積んだ計測器で酸素分子が出すマイクロ波の波長を測って地球をくまなく測っている地表から高さ8キロメートルあたりまで)。
測定は1979年から始まって今も続いている。
このデータを見る限り対流圏の気温は月々の変動こそ激しいけれど、平均的にはそれほど上昇している様子はない。
衛星からの気温測定に関しては、衛星の落下による補正をすると地上測定に近い値になるとの批判もあるが北緯80度か温度に換算する。
(補正をしても元データとそれほど変わらないとの反論もある)、地球の気温がうなぎ登りに上がっているという巷に流れている言説は、それほど信用できるものではなさそうなのは確かであろう。
温暖化は昔もあった気象衛星ノアによる否定的なデータはあるにせよ20世紀を全体として見るならば都市部のローカル・ウォーミングが起きたことは確かであり、地球の温度はどちらかというと上昇気味であることを否定する決定的な証拠はない。
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